明治2026
大学ラグビーは春のシーズンが終わって、学生の皆さんは前期の試験とおそらく格闘していて、それが終わると夏合宿ということになるのかなと思います。
私は家族の療養や世話などが続いていて相変わらず落ち着かない日々を過ごしています。ブログは日々の規則性の一部をなんとか担保するために続けていますが、簡易なレベルの中身になりがちなところは引き続きご容赦ください。
今日は春シーズンの振り返りなどを雑記レベルでまとめました。後で気が付いたところは追記します。
春シーズンの戦績

春の成績は気にしない・・・という前提での簡単なレビューです。
以下、主要ゲームの戦績です。
・関東大学春季交流大会 : 4勝1敗(2位)
・招待試合/定期戦 : 4勝1敗

明治が敗れたのは早稲田と帝京の2試合でした。
春季大会を得失点やトライ数などのスタッツで振り返ります。
※スマホの方は、横にして見ていただくと見やすくなる場合があります。
■春季大会Aグループの戦績
チーム結果総得点1試合
平均
総失点1試合
平均
得失点
トライ
1試合
平均
早稲田5勝0敗2605210621.2154408
明治4勝1敗23747.48917.8148377.4
筑波3勝2敗1803611122.269285.6
春の早明戦は24 vs.28で明治の敗戦。早稲田と明治のスタッツは大きく差がないように見えますが、Aグループの場合、関東学院戦のスコアのばらつきがチームごとに大きく、見立てにバイアスがかかりやすくなることから、関東学院戦の数字を除外して比較してみました。
■関東学院戦を除いた春季大会Aグループの戦績
チーム結果総得点1試合
平均
総失点1試合
平均
得失点
トライ
1試合
平均
早稲田4勝0敗19939.89223107317.8
明治3勝1敗12324.68922.334194.8
筑波2勝2敗14228.4922350225.5
これを見ると明治は早稲田に対して得点力で大きく劣っているのがわかります。3位の筑波に対しても得点力で下回っています。おそらくこれが現在の実力値かなと思います。
続いて春シーズンに直接対決があった対抗戦4校の戦績です。
■対抗戦4校の直接対決の戦績
チーム戦績総得点1試合
平均
総失点1試合
平均
得失点
トライ
1試合
平均
帝京3勝0敗12925.8511778196.3
早稲田2勝1敗12324.66220.761206.7
明治1勝2敗9318.67324.320155
慶應3敗10216956.3-15920.7
ここまでの戦績から春のシーズンは帝京と早稲田の2校が抜けて、明治がこれを追う形で3番手につけているというのが現状です。
早稲田と帝京は得点力とディフェンス力(失点の少なさ)でも拮抗。明治は特に得点力の部分で劣後しています。
春の場合は構成メンバーが多様なので一概には言えませんが、明治と早稲田を比較した場合いちばん大きいと感じたのは、卒業で空いたポジションであるSHと両CTBが固定できたのかどうかという点。早稲田はSH大賀雅仁君(4年/桐蔭学園)、CTB島田隼成君(3年/修猷館)・名取凛之輔君(2年/大阪桐蔭)でしっかり固まったのが大きい。SOの服部亮太君(3年/佐賀工業)が今季は春からフル稼働しているので、特にアタック面で相乗効果が生まれ精度の高い得点パターンを作り上げることに成功している。
対する明治のSHは田中景翔君(4年/常翔学園)と岡元聡志君(1年/京都成章)の2枚使い。岡本君はポジションの転向で大学からSHにチャレンジ、期待値は高いがゲームの経験はもっと積む必要はあるでしょう。両CTBは大和哲将君(3年/佐賀工業)と大沼隼人君(4年/國學院久我山)を初戦から粘り強く使い続けたが、後半は白井瑛人君(3年/桐蔭学園)を入れるようになったほか、ルーキーの手崎颯志君(1年/大阪桐蔭)もデビューを果たしている。昨年の平君と東君の両CTBがアタックとディフェンスのバランスの取れたコンビだったので今季はだれをレギュラーにするか迷うのではないか。白井君をCTBで使うメリットはWTBとFBのポジションを海老澤君、阿部君、竹之下君、古賀君等に充てられるので人材の最適化には向いている選択だとは思う。ただ早稲田ほどは固まっていないというところでしょう。
帝京は毎年のごとく"優勝必是"なので準備は万端。過去の例だと日本一を逃した翌年からはFW回帰、強いFW・重いFWを中心にチームを編成してくるのでしょう。主将をFWメンバーにしているのでそのあたりのポリシーは明確だとは思う。大学のカラーとしてスポーツ中心でやれる環境を持っていて、リクルーティングも充実、外国人留学生も毎年入るので10年スパンでみたら半分以上は優勝できるチームだとは思う。ただ9連覇の頃に比べたら、明治も早稲田も底上げしているので何とか戦える世界には持ち込みたいところです。
明治についてまとめるなら、まずは得点力をしっかりとあげていくこと。春のシーズンはHBとスリークォーターバック(TB)、FBの連携が未完成でその部分については早稲田や帝京にに優位性があったことは明確なので夏合宿を通して成熟度を上げてほしい。ディフェンスは昨年に続いて悪くはないのでブラッシュアップしていきたい。あとは怪我人の復帰と伊藤龍之介君の合流タイミングか。伊藤君抜きを想定したチーム作りをどこまでしっかりやれるか、まずはこれにかかっていて萩井君と伊藤利江人君を中心に神尾君、ルーキーの坪井君など誰かがブレイクしないと秋のシーズンは結構厳しい戦いを強いられるのではないかと思う。春に出場した選手の構成などは後日機会があればまとめて考察したいと思います。
対抗戦の日程
※スマホの方は、横にして見ていただくと見やすくなる場合があります。
カテゴリーKick
Off
対戦相手試合会場オンエア
9月
対抗戦9/1215:30青山学院秩父宮未定
対抗戦9/2715:00日本体育城山陸上競技場未定
10月
対抗戦10/1114:00筑波足利ガスグラウンド未定
対抗戦10/2414:00立教大和なでしこ
三機スタジアム
未定
11月
対抗戦11/114:00慶應義塾秩父宮未定
対抗戦11/2213:00帝京秩父宮未定
12月対抗戦12/614:00早稲田国立未定
"ディフェンディング・チャンピオン"なんだけど・・・選手権出場枠を考えれば4勝3敗、もしくは3勝4敗がボトムライン。
理想は帝京戦までに5勝0敗で行きたいところですが、筑波戦は厳しい戦いになるでしょうし、慶應戦も読めない。立教も春シーズン好調だったので油断できない。伊藤龍之介君の代表参加がどこまで影響するのか。ちなみに昨年の早稲田の矢崎君の場合は、代表参加で青学戦と帝京戦の2試合を欠場していました。ただ帝京の最終戦が立教なので明治 vs.帝京の結果によっては11月中に帝京の優勝が実質決まってしまう・・・なんてことのないように明治は5勝0敗で帝京戦を迎えないといけないですね。
今年の現地観戦は家の事情次第ですが、昨年と同じく11月の慶應戦からを目指したいと思います。

リーグワン退団選手 : 明治OB
現在までにわかっているリーグワンの退団選手についてまとめました。
※スマホの方は、横にして見ていただくと見やすくなる場合があります。
Divチーム氏名ポジション卒業年度今後
D1
神戸S前田 剛FL2017引退
静岡BR舟橋 諒将No.82018引退
東京SG
大賀 宗志PR2022引退
小林 航LO2015引退
桶谷 宗汰FL2016引退
福田 健太SH2018栃木ヒート
横浜E祝原 涼介PR2018栃木ヒート
浦安DR繁松 哲大FL2020
D2
GR東葛
丸尾 祐資SH2022引退
松浦 康一CTB2015
日野RD西村 雄大FL2014引退
九州KV田中 真一HO/FL2016横浜イーグルス
江東BS宮㟢 永也WTB2018引退

退団される皆様、お疲れさまでした。また新天地で踏み出される皆様、健闘を祈ります。
以下、一言コメントです。いっぺんに書けないので少しずつ書き足していきたいと思います。
■前田 剛選手
報徳学園では主将を務め、副将の梶村君と一緒に明治にきてくれてありがとう。大学では4年でレギュラーポジションを取るまで苦労したと思います。引退して社業に専念されるとのこと、まずはお疲れさまでした。
■舟橋 諒将選手
2018年度日本一の立役者の一人だと思います。Aとジュニアのハブとなって両方をカバーするリーダーシップは見事でした。引退されるとのこと、お疲れさまでした。
■大賀 宗志選手
印象的だったのは1年のとき、2019年度のジュニア選手権の早稲田戦の大逆転トライ。八幡山で目の前で観戦しました。2021年度選手権でも活躍も印象深い。特に準々決勝の早稲田戦のトライは熱かったです。まだまだお若いのに引退は残念ですが、お疲れさまでした。
★大賀君のトライ
大賀君
小林 航選手
1年先輩の寺田大樹君と190cm超えのLOコンビを形成、2人とも卒業後はサンゴリアスへ。小林君は突破できる大型LOとして魅力的でした。鬼人の如く前に出るシーンは熱かったです。
■桶谷 宗汰選手
1年から活躍し、2016年度の明治主将でした。前年の中村駿太主将の代の主力が抜けて、寡黙なリーダーとしてチーム作りでは苦労しました。BRとしてはそれほどサイズに恵まれなかったけど、突破力と決定力に優れていました。時折、怪我に泣く時期もありました。個人的には2015年度の選手権に出ていてくれたら、決勝に行けていたかもと思います。サンゴリアスでは玄人好みするプレーが光りました。引退後はサンゴリアスのスタッフとして新たな人生を踏み出すとのこと、応援しています。
■福田 健太選手
栃木ヒートに移籍するとのことで何よりです。SHのエース候補としてトヨタは合っていたと思いますが、"金満"チームが大物SHを呼んでしまったことでポジションを実質失いサンゴリアスへ。移籍後のチームの不振の責任の一端のような評価をされてしまったのは不幸でした。今のサンゴリアスよりはヒートのほうが絶対に水が合うと思います。見ていて楽しいアタッキングラグビーをリードしてほしいです。期待しています。
■祝原 涼介選手
同期の福田君と同じく栃木ヒートに移籍、楽しみです。コンタクトの強さは随一ですから、きっと活躍してくれると思います。ヒートも明治の選手がまた増えてきましたね。

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