
1.試合結果
■リーグワン
▽ディビジョン1(3節)
▽ディビジョン2(2節)
▽ディビジョン3(2節)
2.TV観戦メモ
■パナソニック vs.キヤノン個人的には、3節屈指の好カード。キヤノンの勢いがパナソニックを凌駕できるか、その一点に注目していました。開始早々のキヤノンの相手陣での攻撃のチャンスを含め、パナソニックの攻守&堅守に阻まれて得点できないまま、気がつくと攻め疲れて後半足が止まりました。インゴール・ドロップアウトの試験的ルールを踏まえてパナソニックがキヤノンのFW攻撃をしっかりと守り切り、ペースを引き戻した後は確実に加点してノーサイド。前半は両チームともにボールがよく動いて面白かったですが、キヤノンが得点できない場面からはじまり、その後のパナソニックの切り返しは半分予想した展開になってしまったので少し残念。ただ、昨年と比較すればチーム力の差はかなり縮まっており、キヤノンのホームでの再戦に期待したい。キヤノンは田村優が欠場して、攻撃のオプションが狭まってFW中心の単調なアタックになってしまった。世代交代も含めて、この点をどう克服していくのか、一つの課題を与えられた試合だと思います。パナソニックは初戦とは思えないくらい、しっかりと準備してきた印象で、さすが日本一になったチームだなと感心しました。
■コベルコ神戸 vs.クボタ
神戸が3戦目にして初勝利。前節キヤノン戦で何度も突破を許したディフェンスを整備して、神戸らしい泥臭い接点での攻防を魅せました。その中でも決め手はモールディフェンス、前後半での自陣でのピンチを防いだのが大きかったと思います。クボタはターンオーバーも多く、接点では負けていませんでしたが大事な場面でのペナルティと前述のモールでの得点ができなかったのが敗因。バーナード ・フォーリーのGKを防がれたのも痛かった。ここで6点差になっていたら残り時間ワンチャンスの攻防でしたが、神戸のギリギリのプレーという感じでした。
■その他
近鉄がホンダに快勝。近鉄はリーグワンの審査段階ではディビジョン1だったという説でしたが、昇格に向けての意地を感じた一戦でした。クウェイド ・クーパーのプレーが洗練されていて、上位との対決が見てみたくなりました。
3.メディア・レビュー
■ラグビーマガジン3月号
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コメント
コメント一覧 (5)
Orions さんの「例えば両チームのアタックディフェンスのシステムや戦術、反則やトライに至った過程の意図や駆け引き等の技術的な解説をして頂けるとうれしいですね。」というご指摘は、その通りだと思います。解説者の中でも、大西将太郎さん、菊谷崇さんあたりは結構してくれている印象はあります。最近は仕事の関係で登場しませんが(?)、野澤武史さんなんかも…
ディビジョン分けによって、ディビジョン1は一定の接戦が生まれているというのがここまでの印象です。逆にディビジョン1とディビジョン2を比較すると、2の方が少し緩く感じてしまう。個人的には8チーム×3ディビジョン派だったので、ディビジョン2までTV放映してくれている今季ならこちらの方が良かったかも。コロナによる中止による再試合も8チームなら日程調整が可能だったかもしれません。このあたりを来期に生かして欲しいと思います。
放映試合が増えるのは歓迎ですが、実況・解説者不足もあり、放送クオリティはリーグワンを契機に何かしらチャレンジして欲しいと思います。
年々試合のレベルが上がってラグビーファンの目も肥えてきたのですから、有料チャンネルのコメンテーターも専門チャンネルなりの、例えば両チームのアタックディフェンスのシステムや戦術、反則やトライに至った過程の意図や駆け引き等の技術的な解説をして頂けるとうれしいですね。