準決勝に続いて今日も大学の同期と観戦。チケット手配と反省会の幹事も務めて、ようやく帰宅しました。今シーズンもこれでお終い。しばらくすると実感が湧いてくるのだと思います。
1.試合結果
■全国大学選手権大会（決勝）
2.観戦メモ
今日で今シーズンの大学ラグビーがお終い。ここまで楽しみを継続させてくれた明治大学ラグビー部に心から感謝。とりわけ12月から濃密な日々を過ごして、チームの成長を実感しながら、清々しい気持ちで決勝を迎えることができました。残念ながら明治は敗戦。ラグビーの基本ファクターであるセットピースとブレイクダウン、とりわけ相手ボールのスクラムで劣勢、ラインアウトはミスがあり、そのどれもが失点に結びついていました。接点ではボールを奪われる機会も多く、目指していたラグビーが体現できたとは言い難い結果です。対抗戦の展開のような既視感はないのではと期待していましたが、帝京の準備がそれを上回っていたと評価するべきでしょう。劣勢を打開する策としてのBK展開もややプレーが軽く単調で相手に読まれていました。帝京のGKの精度の悪さを突いて2トライ2ゴール差以内での展開にかろうじて持ち込んだものの、ラスト5分の戦いも自陣で釘付けとなってしまい見せ場は作れませんでした。ここに至るまで天理戦、早稲田戦はスクラムの優位性を生かして勝ち抜いてきたものの、決勝ではそれが通じないという厳しい現実を突きつけられました。この試合を糧として、来年度は対抗戦も選手権も優勝を目指して新しいスタートを切ってほしいと願うばかりです。
コロナ対策やオンライン授業など練習と学業の難しさを体験しながら、1年を乗り切った選手や関係者の皆様、お疲れ様でした。
3.メディア・レビュー
4.雑感
国立界隈は結構な人出という感じでしたが、観客数は25,000人弱と準決勝より少し多い歩留まりでした。使わない座席エリアと使う座席エリアを分けていたので、今回もバック3層で観戦した私のエリアは狭い中での"3密"でした。コロナの"第6波"ピークが迫っているタイミングでシーズンを完走できたことは幸いです。正直、今年の明治は昨年度の主力の卒業で"生みの苦しみ"を味わう1年だと思っていました。日体大戦あたりまでは苦しみましたが、その心配は徐々に杞憂に終わり、チームとして成長を遂げて決勝の舞台に進めたことは嬉しい限りでした。今年は"大駒"と言われるようなスター選手が不在の1年でしたが、各ポジションの"役割"を明確化して個々が精度を高めたことでチームが試合を経るごとに成長していけたのだと思います。苦しみながらも激戦を戦い抜いて、天理、早稲田、東海と撃破して決勝に進んだことはチームとして誇るべきです。
ただ、今日の試合で"重戦車FW"という一部メディアとオールドファンがが持ち続けているイメージが粉砕されたのは事実で、この名誉を挽回してチームとして更に成長していくという命題を与えられた1年でした。まずは本来の強みとされたFW戦のクオリティの向上から取り組んで、来季のリベンジを期待したいと思います。
5.フォトギャラリー
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コメント
コメント一覧 (18)
毎年他の大学がうらやむ高校生を獲得して、スクラムにプライドを持ってやっているのに。負けたからといって、にわかでもベテランでもリスペクトに欠けた書き込みは失礼だと感じます。
お疲れさまでした。
確かに目立つ選手は居ませんでしたが、楽しまさせていただきました。
田森選手頑張ってましたな✨
笑いすぎだと批判して済みませんでした。
大石選手…何処に行くのかな？
明治の敗戦は残念な結果ですが、1年間応援できたことに満足しています。
絶対的な強さのない中でスタートしたチームが、シーズン追うごとに気づきを得て成長して勝ち進む姿にいつも感動していました。
選手やスタッフの皆さんに感謝するとともに、卒業するメンバーの今後の活躍を祈ります。また春からは新チームを温かく応援したいと思います。
東海大戦前にも同じようなコメントを
させてもらいましたが、明治のスクラムが
弱いのではなく、細木主将のいる帝京大の
スクラムが優勝の決め手になる程に強かった
という事だと思います。明治は体格的には
１番デカくて重い東海大にもスクラムは
有利でしたし、帝京大は大苦戦した京産大戦も
細木主将が出て来た残り20分間は圧倒しました。
体の強さの部分は栄養面なのか機器とかハード面
なのかは解りませんが帝京大のような体を作るのは
難しいので、ジャパンやRWC2019後はフランスにも
招かれて指導した里大輔さんを招いてフィットネスの
強化に舵を切った。明治タイムというフレーズが
その象徴なんだと思います。
戦力がここ数年よりは豊富ではない上に、
監督の交代も有ったシーズンで決勝まで進出
出来たのはチームとしてのスタンダードを
上げることが出来たということで素晴らしいと思います
最後に昨年の天理の松岡主将、今年の細木主将の
インタビューはもちろん大学生としての未熟さは
有りますが心のこもった、とても気持ちの良いもので、
優勝チームを素直に祝福出来ました。
また来シーズンも明治ラグビーを応援します。
皆様、楽しませてくれたシーズンも終わりかと思うとさびしい限りです。来シーズンに向けしっかり精進してほしいと思います。負けて強くなる。早く気迫のタックルの京産大が示してくれたことを明治はできなかった。スクラムも弱く完敗した。単調な攻めで自滅した。負けに学び来期も飛躍を期待します。私は明治を応援します・くまちゃんシーズンを通し明快な解説ありがとうございました。
FWが完全に力負けでしたね。帝京は外人抜きでも大きく力強い。
明治もリクルートと育成をもっと頑張らないと。
Wait till next year です。
こんにちは、昨日は残念でした。
接点で気圧され、点差以上の完敗だったと思います。
ただ飯沼キャプテンを中心にここまでチームを作り上げた選手のみんなは素晴らしかったと思います。
帝京も岩出監督勇退ということで、大学ラグビーは混戦が続きそうです。切磋琢磨して是非将来の日本ラグビーを牽引するような選手が輩出されることを期待します。
シーズンを通して応援お疲れさまでした！
おはようございます。
昨日は残念でしたね。私も現地観戦していたのですが、やはり敵陣に何度となく入ってもノッコンやターンオーバー等をあれだけやられると体格で勝る帝京相手にはさすがに厳しいと前半を見て感じました。
また春まで数カ月明治ロスが始まります。。。その間は高校生のリクルートの確認や新チームの布陣を勝手に予想しながら楽しみたいと思います。
とはいっても神鳥監督の言うようにポジティブな気持ちで前へ進まないといけませんし、また明治を応援したいと思います！
引き続きコメントよろしくお願いいたします。
充分かなと思うけど 去年 今年は完敗 毎年
人材は採っているのであとは育成です。
来年度帝京が勝つとまた連覇が始まりそうなので
来年度は必ずリベンジして欲しい
バックスはほぼ入れ替わりなので現在の
有能な1年生の活躍を期待したい
相手が一枚も二枚も上なので、どうやっても勝てないなぁとみていました。特別に強いチームではないのに決勝まで連れてきてくれたことに感謝です。
くまちゃん様、皆様のおかげで大好きな明治ラグビーをより楽しむことができました。こちらも感謝です。
オミクロン株が恐ろしい勢いで拡大しています。
くまちゃん様皆様どうぞお大事下さいね！
観戦お疲れ様でした。
あまりの完敗さにため息も出ない試合でしたね。
セットピースの出来の悪さ、接点での競負け。
FWは完全崩壊。
いつもなら観戦帰宅後ビデオ、Jsportsをみて振り返るのですがその気も起きないくらいの敗戦でした。
残念だったのはFW戦を避けたかのようなパス回しに終始したこと。
点を取った時は縦の切り込みも織り交ぜた時。
前へ、縦へガツガツ行って欲しかった。あれでは怖さが出ないですね。帝京は前へ縦にガツガツきた。
タレント不足で天理、早稲田、東海を倒せたのは評価に値するし立派でした。
ただ上には上がいる。
明治は大学選手権優勝13回
帝京は今日で10回
早稲田は16回
帝京は既に明治の優勝回数を上回る射程圏内に入った。それも5年以内か？帝京はパナ20年経験の現FWコーチ相馬氏が新監督に。
FWの明治、重戦車の称号も今日で終わりかなぁという印象を強く抱いた1日でした。
明治もこの敗戦を機にリクルート、外国人登用など
整備できるところは頑張っていただいて明治の伝統文化を生かしつつ“新しい明治ラグビー の姿”を描いていって欲しいと思います。
昭和の明治ラグビー🏉、それはそれとして令和新時代の新たなる歩みを期待します。
明治、前へ！
昨年の天理戦に続き完全な力負けだと思います。
対抗戦の帝京戦のときには展開一つで次は逆転できるなという雰囲気がありましたが、今日の帝京は対抗戦の時とはまるで別チームのように見えました。それと合わせて早稲田戦の時にもこちらのコメントに書かせて頂きましたが
明治は全体的に小粒感が否めないと改めて感じました。その時の内容と同じですが近年の安くん、武井くん、箸本くん、坂くんのようなFWのペネトレーター不在。そして山沢くん、�盒饗舛�んや、山崎くん、射場くん、山村くんのような強くて速いBKの不在。。
ここからどう立て直し来年明治が笑って優勝する姿を願いたいと思います。
くまちゃんさま今シーズンも楽しい記事ありがとうございました。明治ファンの皆様、来シーズンも明治に声援を送り続けましょう！
私も明中からの同期3人と現地観戦、軽く残念会をして、帰宅しました。
神鳥監督も完敗と認めていた通り、セットプレー、ブレイクダウン、ディフェンス、プレーの精度等、
すべて帝京が優っていました。しかしながら、ラグビー部には明治OBとして、決勝まで応援できたことを感謝いたします！
岩出監督、引退のようですね。試合後の細木キャプテンの涙はその辺も感じていたのか、感極まってました。明治は大学選手権に入り、成長してきた印象ですが、個で突破出来て、選手を鼓舞出来るようなFWの核となる選手が欲しかった。来シーズンはそんな選手に出てきて欲しいと思います！
最後にくまちゃん、明治ファンの皆様、今シーズンもありがとうございました！
観戦お疲れ様でした。私はNHKで観ました。
小細工なしであまらされて理詰めのトライをきちんと取られて、スクラムでは予想通り押されて完敗でした。敵陣にいっても、寄りが早くマイボールをターンオーバーされてしまいスコアできなかったのもきつかったですね。
しかも、相手ボールのあの強力スクラムを組まないで逃げるには、80分ノッコンなししかなく、それは不可能ですね。帝京の圧力が強く、ハンドリングエラーやパスミスによるインターセプトが随所で出てしまい、裏に蹴っても適切に対応されてしまったのでもはや打つ手なしかな。と思った次第です。
また代わった選手も層が厚い。止めることができずこれもきつかったですね。
東海ではうまくいった走り勝つラグビーができず、それでくると読んでいた帝京も素晴らしかったと思います。
とはいっても、天理、早稲田、東海を退け、最後まで試合を見せてくれた明大ラグビー部には感謝しかありません。
なかなか卓越したプレーヤーが目立たないなか、チームとしてはやりきったし、胸はって良いと思います。
今シーズンで大学ラグビーも見納めですがまたイチから立て直して高みを目指してほしいところですね。
最後になりますが、２番、フッカー田森くんのあの笑顔、爽やかさ良かったです。
そして、くまちゃんさん、楽しいコラムありがとうございました。
くまちゃん おっしゃるとおりですね。
おそらく自分も含めた各位の、明治不安を思われる気持ちが、フタを開けたらやっぱり不安が的中してしまった敗戦、11月の対抗戦以来、帝京のふところ（余力）の深さを見させられた感です。やはり帝京は「9年連続優勝」を錆びさせないよう精進していて 優勝インタビューで四方にお辞儀する細木キャプテンの涙（どこか社会人のよう）、岩出監督のうるんでしまった表情は印象的でした。
明治も昨年より決勝まで本当よく伸びてくれました。細かきことは次回にと思います。