No Time To Die
品川にて映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を鑑賞しました。
今年もコロナ禍で映画館には行っておらず、本作が今年初の映画館での鑑賞となりました。映画関係の仕事をしていた頃は週1ペースで映画館に行ってましたが、年々減る一方です。映画鑑賞は老後の楽しみの一つにしたいと思っているので、何とか鑑賞ペースは戻していきたいと思います。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は久しぶりのシリーズ最新作です。国内公開年月日を基準にすると前作『007 スペクター』から6年ぶり、コロナもあってようやくの公開でした。
作品について
【監督】キャリー・ジョージ・フクナガ
【製作】マイケル・G・ウィルソンコーネル・ウールリッチ
【脚本】ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、キャリー・ジョージ・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ
【出演】ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、ラシャーナ・リンチ、レイフ・ファインズ
【ストーリー】ボンドは00エージェントを退き、ジャマイカで静かに暮らしていた。しかし、CIAの旧友フィリックスが助けを求めてきたことで平穏な生活は突如終わってしまう。誘拐された科学者の救出という任務は、想像を遥かに超えた危険なものとなり、やがて、凶悪な最新技術を備えた謎の黒幕を追うことになる。(公式ホームページより

クレイグ版ボンドの5作目にして最終作です。1作目の『007/カジノ・ロワイヤル』で晴れて"00(ダブルオー)"の地位に昇格した若きボンドは本作ではリタイアして、新007(女性)が跡を継いでいます。1作目から約15年、クレイグも年を取りましたね。クレイグ版は5作がつながっているのが特徴で、これまでの1話完結の空想活劇的なボンドよりもハードで硬派なボンド像が魅力のひとつです。時代も変わって冷戦下での世界征服といったような派手な話ではなく、テクノロジーとテロリズムが融合して、いったい誰が敵なのかまったくわからない恐怖下の時代の007に移っています。ボンドが体を張ったこれまでのフィジカル中心の活躍からQなどMI6の技術メンバーも終始加わりサポートしながら敵と戦っていくスタイルの作品に変化しているのも妙です。よって、登場人物の関係などを頭の中で整理しながらしっかりと話の展開を追って観る必要があるのかなと思います。なお、まだ公開中なのでネタバレ等はするつもりはありません。
コメント
クレイグ版の最終作ということで、「完結編」的なお話になっており、ある意味感傷的な気分になりました。観てのお楽しみです。本作を観る前に前作の『007 スペクター』をチェック&復讐してから映画を観ました。観終わると、自然と1作目に戻りたくなって『007/カジノ・ロワイヤル』をチェック。やはり1作目がいちばん面白いというか腹に落ちている感がありました。理由としては、悪役のキャラクターが本作はいまひとつ立っていなかったというのもあるのかもしれません。復讐なのか、もっと大きな野望があったのかがいまひとつわかりにくかった。"ボンド・ガール"は、レア・セドゥは前作から引き続きの登場だったので新鮮味はありませんでしたが、ボンドにとっては重要な役割の女性でしたね。CIAエージェント役で登場のアナ・デ・アルマスは中々キュートなキャラクターで美味しい役回りだったのではないかと思います。キューバの場面では、ボンドと彼女がCIA側、新007(女性)のノーミがMI6側で同じ目的で相対しながら作戦遂行するというくだりがあって、とてもユニークでした。新007(女性)のノーミは、同じ黒人キャラとしてマネーペニーもいたためか今一つ目立っていなかった感じですが、次回作で活躍場面は増えるでしょうか。

MGM/UA作品ですが、配給がユニバーサル/東宝東和になっていたのを知りませんでした。私は前職で10年ほど007のBlu-ray、DVD、VHSのマーケティングに関わりましたが、発売しているメーカーもそのころから変わっていて時代の流れを感じます。当時、007関連を中心に一緒にお仕事をさせていただいた酒井俊之さんが本作の字幕監修をされていて、テロップでお名前を見たときは自分のことのように嬉しかったです。今後のご活躍をご祈念いたします。
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