以前紹介した早咲きの河津桜のある大井町駅近くの線路沿いですが、今はソメイヨシノが綺麗です。線路脇の菜の花と相まって、お花見の季節が到来です。赤レンガ造りの旧変電所の付近も桜が開花して風情があります。線路沿いを歩いてローソンの手前を右折して歩いていくと、ゼームス坂に出ます。その手前に高村智恵子記念碑・レモン哀歌の碑があります。こちらの桜も開花していました。この界隈、ゼームス坂の途中にかつてあった「ゼームス坂病院」は、詩集『智恵子抄』で有名な高村光太郎の妻、智恵子の終焉(しゅうえん)の地です。碑は幅92.7cm・高さ150cm・奥行286cmの御影石。この高さは智恵子の推定身長にあわせたということで、碑には、智恵子の臨終を詠んだ光太郎の「レモン哀歌」が刻まれており、碑の前には、いつもレモンが供えられています。
■大井町駅の線路沿い
大井町駅 ソメイヨシノ 東海道線
大井町 赤レンガ造りの旧変電所 ソメイヨシノ
■高村智恵子記念碑・レモン哀歌の碑
ゼームス坂 高村智恵子記念碑  レモン哀歌の碑

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