
先般、NTTコミュニケーションズシャイニングアークスを退団したアマナキ・レレイ・マフィ(31歳)が、キヤノンイーグルスに2021年度追加入団することが3月22日に公式発表されました。
キヤノンは、今季はFWのセットプレーが泣き所なのでマフィの加入は、きっとFWを活性化させるでしょう。出場できるのは登録から14日目以降となる最終第7節のNEC戦(埼玉・熊谷ラグビー場)で、この試合に出場すれば、同17日に始まるプレーオフにも出場可能となるとのことです。NTTコムは大物外国人のレイドローの加入はあったものの、山田章仁の去就もあるし、マルコム・マークスは1年でクボタに移籍してしまうなど、若干の不安材料はあるのかもしれない。いずれにしてもクボタ、キヤノン、NTTコムあたりが上位を倒して上がっていかないとトップリーグは面白くならない。また、新リーグを前にして人材の流動化の問題など、今後は色々と噴出してくるのでしょう。今のトップリーグの人材補強は、基本的には"自由競争"。強化に予算を割くチームに人材が集まる。番狂わせの少ないスポーツ故に、チームの強弱が固定化される。今季のトップリーグやトップチャレンジリーグの戦績を見るに、来る新リーグの1部・2部・3部に所属するチームは長らく固定化される恐れも出てくる。もともとNTTコムのマフィと山田両選手については、真偽はともかくとして夕刊紙が「外国人コーチのパワハラまがいの言動に嫌気がさしたのでは…」(山田)、「コーチ陣に敬遠され、昨年から全く試合出場がなくなった」(マフィ)と報じていた。人材補強の公平感、ハラスメントなどの対応、1人でも多くの選手がプレーを続けられるための流動化策など人の問題にどう取り組んでいくのか、課題は多そうです。
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コメント
コメント一覧 (2)
エディーさんから「神様からの贈り物」と評されていましたね。
本人が来日時「花園大は強いのか?」と訊ねた話も有名ですね。
数年前、試合前に秩父宮でキャノンのブースでレプリカを購入したら、
今日初めての購入者だったらしく、対応した選手が喜んでブースにいた
選手全員にサインを強要してくれました。
また、会場の席に近くには、偶然、永友くんがいたので
そのレプリカにサインをもらいました。
キャノンは人材と勝敗が結びついていないイメージなので、
プレーオフでの躍進を期待しています。