サンウルヴズ黒
オーストラリアで予定されていた大会への参加が叶わなかったため、サンウルヴズのスーパーラグビーにおける5年間の活動が終了した。新型コロナウイルスの影響もあり、ラストイヤーが尻切れトンボのような終わり方になってしまったのは残念で仕方がない。
RWC2015の日本チームの健闘を引き継いで、日本代表強化路線と並走してチームは活動。日本国内での試合の動員は、他国と比べてもかなり健闘していたと思う。日本代表がRWC2019でベスト8に入り、世界ランキングも上がってティア1に入ろうかという上昇気流の流れの中で、サンウルブズは、ひっそりと幕を閉じる。もともと10億円の参加費の支払いが困難とか、運営側の実力者の中にサンウルブズ反対者がいるとか・・・で前向きに存続しようとする動きが無いまま時間が過ぎた。
運営費に限って言えば、前にも書きましたがRWC2019で稼いだ利益から拠出するとか、方策はいくらでもあったはず。"コンパクト五輪"を掲げた東京2020が、当初予算の何倍もの焼け太りの運営費となり、新型コロナウイルス対策予算も焼け太りを通り越して利権の巣窟となっている。ここから10億円くらい出すのは、簡単すぎるくらい簡単なはずですが、この「お金の使い方」・・・悲しくなりますね。
スーパーラグビー参戦が終わって、代表強化路線も練り直しとなり、一度綻んだ流れを次のフランス大会までにどう繕って再建していくのでしょうか。
サンウルブズにラグビー人生をかけた選手もたくさんいました。サンウルヴズのおかげでそれまで少し遠い存在だったスーパーラグビーの醍醐味に触れ、違う角度からラグビーを5年間楽しませてもらいました。感謝したいと思います。















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