W杯

W杯まであと2年足らず・・・ それにしても盛り上がりやノイズアップを感じない日々。
昨年の私のブログ「ラグビーW杯 「観戦したくない」が半数に」でも書きましたが、それ以降もいまだにアウェアネスが上がっていないんですよね。
一昨年のW杯における日本代表の大健闘、トップリーグの盛り上がりまでがピーク。その後のサンウルヴズ参戦、昨年のトップリーグは動員としては下降線をたどった。
今年の別の調査でW杯2019が日本で開催されることを知っている人は、いまだに約50%だった。そろそろ危機感を感じないと。映画でも認知度調査をして90%が「知っている」と答えても、実際に劇場に足を運ぶのはその数パーセントにすぎない。もちろんサッカーのW杯日韓共催の時などは、直前になって"にわかファン"が急増するというような現象も起きたが、ラグビーW杯の場合、日本代表チーム以外の試合も満員にしないと成立しない仕組みだから、かなり用意周到な準備が要求されるはずだが・・・
そんな記事を2件紹介します。
【スポーツi.】東京五輪前年 ラグビーW杯への不安 伸び悩む動員、興行面で低迷
【ラグビーコラム】求められる2019年W杯への発信力 小池都知事の言動で関心集まる五輪問題に埋没のピンチ

どちらの記事も、小池東京都知事が2020年の東京オリンピックを話題にして、結果として自身の政局にしている中で、ラグビーW杯が埋没しているという部分にアプローチしている。
ただそれを嘆いていてどうするのだろう。当初はラグビー側兼オリンピック委員会の森喜朗とオリンピック招致側の東京都という構図が、徐々にオリンピックの会場施設決定や予算負担などが対立軸となってからは、小池百合子の仮想敵である森喜朗と彼と戦うヒロイン、小池百合子という構図がメディアを通して煽られているのも事実。 ただ記事でも指摘されているように、そんなことを上回るラグビー側の発信力が問われている。原因がわかっているなら対策を打つだけ。ただ原因を今から将来の言い訳にするのだけはやめてほしい。
運営側の時に地道で時に派手にかつ継続的にW杯やラグビーの情報を発信して、啓蒙していくこと。あとはグラウンドでの激しいプレーでスポーツとしての魅力を伝えていくしかない。トップリーグも大学ラグビーも捨てたものではない。もう一度、基本に立ち返って頑張ってほしい。くれぐれも五郎丸を代表に復活させれば解決するような簡単な問題ではないですからね。

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