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映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』公式サイト
日本公開は7月9日。
最近すっかり映画館から足が遠のいているので…久しぶりに本作だけは観に行こうと思う。
北米は先週末公開。初週の興収が約4,100万ドル。
1996年公開の第1作の初週興収が約9,600万ドル(最終的には3億ドルを超えるメガヒットを記録した)だったので、より大作でBOを稼ぐ傾向にあるハリウッドとしては、物足りない数字だろう。この後アメリカの独立記念日"ID4"を挟んで、どのくらい頑張って数字を伸ばせるだろうか。
1作目は、もともとは『宇宙戦争』のリメイク化権云々に絡んで派生した作品と言われている。なのでエイリアンの侵略や彼らの"弱点"などの基本ラインは踏襲されていた。ストーリーはいたって荒唐無稽。ドイツ人監督が撮ったアメリカ万歳映画である。ただ当時はそのスケール感に高揚して、先先行公開(当時はオールナイト上映)から劇場に行ってしまいました。日本公開は北米から遅れること5か月…お正月映画としての公開だったので渇望感もあった。ティーザーから本予告まで期待を徐々に煽る(侵略⇒破壊⇒反撃)予告編の作りも良かった。
個人的に1作目は大好き。『さらば宇宙戦艦ヤマト』に通ずるところも多々あり(白色彗星をオーバーラップさせる敵側の圧倒的な戦力、敵母船に侵入して動力源を破壊するところや犠牲的精神など)、3回観に行って、後に縁あってDVDのマーケティングを担当しました。
今や進化して、1作目は4K版のブルーレイが発売。時の経過を感じます。
1作目の公開の後、90年代後半には続編の製作の話があって公開ラインナップに入っていましたが、立ち消えになって20年後の今年にようやく公開。なので観客の世代交代がだいぶ進んでいるはず。『マッド・マックス』のように前作から30年経って最新作が公開され大絶賛されましたが、本作はもともとが荒唐無稽な映画なので果たして受けるかどうか。ウィル・スミスの役は続編では死んだことになっていて、彼は登場せず…
この20年でSFの大作感やCGに十分に慣れ切ったファンが受け入れるのかどうか…
それでも愛した作品のその後を見届ける使命として映画館に行きたいと思います。
★4K ULTRA HD仕様の最新版ブルーレイ

★1作目の公開当時買い集めたエイリアンのフィギュア
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