<試合結果>
明治大学A 33 VS. 66 流通経済大学A (関東春季大会)
明治大学B 70 VS. 15 流通経済大学B
明治大学C 54 VS. 19 流通経済大学C

流通経済大学戦を終えて
ラグビー部 これが今の明治 流経大にダブルスコアの惨敗/関東大学春季大会
ラグビー部 B、Cチーム ルーキーの活躍により流経大に大勝/練習試合

明大、66失点で大敗発進…チーム春季大会ワースト2番目
今日から明治の春シーズンの本格スタート。
Cの試合が始まって少しして八幡山に到着。昨年後半から、八幡山ではもっぱら木陰での観戦。八幡山の観客スタンドは、直射日光とグラウンドの照り返しでダブルの紫外線を浴びる。しっかりした紫外線対策をしないと危険だ。今まで、"良くない"日焼けが続いて、メラニンが沈着する傾向にあったので、スタンドでの観戦をやめた次第。
私も50歳になって既にオヂさんである。私が年々年を取っているのだから、観客全体の平均年齢も上がる。今日の私の周りは、どうみても私の人生の大先輩と言えるおおよそ70歳オーバーのシニアばかり。左のご老人は、Cマッチの中盤からカップ酒を飲み始めている。いつも自転車でグラウンド近くまで乗り付けてくるご老人もご健在だ。大声で不規則に話すので、すぐにわかる。ある意味存在感がある。ここだけは変わらない風景だ。みんな毎年この季節が到来して、自身の"生"を実感するのかな…
春季大会の初戦の相手は、昨年負けている流経大。おそらく昨年と同じく、そんなに勝敗は意識せずにノープランで臨んだ試合だったと思う。ただチームとしては、目的を持って色んなプレーを試したり、課題をチェックすべき試合なのだろうけど。
前半は、21 vs.24で明治が3点ビハインド。明治のバックスのアタック、ランは有効で大きくゲインできている。ただサポートが遅れて、取りきれないプレーも多かったのも事実。
明治は、キックがワークしていない。ロングキックでエリアを取って、相手陣からのラインアウトを狙うわけでもなく、ハイパントでチェイスにいくわけでもなく、その中間くらいのエリアで相手にボールをプレゼントして相手のカウンターアタックを食らう。接点で奪えればいいのだが、タックルミスが非常に多く、大幅ゲインを許して、あっさりとトライに繋がれる。
今日の明治は、タックルミスとハンドリングエラーのオンパレード。また流経大のフラットなパスに対して十分なディフェンス対策ができないまま後半へ。
後半は更にディフェンスレベルが低下。相手から見ると明治のディフェンスは抜きやすく、ラックサイドやフラットパスをした際に穴ができるのだと思う。スコンスコンと良く抜かれていた。一旦抜かれるとあとは背走するだけ。
相手外国人選手に対しは、昨年の春季大会と同じく、タックルしてもボールは繋がれる展開。後半早々、相手に2トライ許した後、敵陣での攻撃時間があって流れを止めるチャンスはあったのだが、今年の課題の1つになるだろうペネトレーター不足で、トライラインを割れない。
後半はSHのボール出しのテンポも悪くなり、アタックも単調になって、チームのリズムも崩れた。
後半開始から期待のルーキー、山村が登場。ただ受けに回っていた後半は、ボールタッチの機会が少なかったのが残念。ただ唯一のチャンスをしっかりステップで相手をかわしながらトライまで持っていったのはさすが。後半最大の見せ場だったのは間違いない。
主力が多数欠場しているので、昨年と比べるのはまだ早い。ただ劣勢になって、チームが少し静かになっていた。声が出ていない。もっとコミュニケーションを取り合って、元気を出そう!!あとは第一列がもっと目立って良いと思う。
ダブルスコアでの敗戦。ここまで点を取られると個人的にはある意味すっきりしてしまう。
後半、私の周囲の大先輩方のぼやき節を延々と聞かされながらも、別に春季大会は負けてもいい大会なのだから、今日の課題を次戦に生かすだけである。
Aマッチ観戦後、グラウンドを後にして、いつもの定番的行動で駅ビルのRopose Sugi でパンケーキを食べて帰宅。
★モールは割れるシーンが多かった
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★ラインアウトは悪くなかった印象
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★FWの核、近藤の突破
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★SH福田が積極的にアタックを仕掛ける
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★堀米のキックを古川がフォローしてトライ
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★ルーキー山村の見事なランからトライ
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★Ropose Sugi のパンケーキ
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(※文中の固有名詞(選手名等)は敬称略とさせていただいております。)