誕生日の前後2週間は、私にとってのお楽しみの時間。
好きなグルメを楽しんだり、映画を観たり、IKEAに買い物に行ったり…最後の締めはもちろんラグビー。ジュニア選手権準決勝観戦の後は、5日に毎年応援している釜石SWの応援に行き(昨年に続いて前座がジュニア選手権決勝で明治 vs.帝京)、6日の明早戦の観戦が大取。
■『グリーン・インフェルノ』公開記念"食人フェスティバル"へ
当ブログでも紹介した『グリーン・インフェルノ』のイベントに行きました。『食人族』と『グリーン・インフェルノ』の特別2本立て上映に高橋ヨシキ氏と平山夢明氏のトークショー付き。いわゆるモンド映画ですから、私のような変わった映画ファンばかりが集まるかなと思ったら意外や女性が半分近く。しかも年齢層もF1/F2と幅広い。会場の新宿武蔵野館は超満員で立ち見も入れてました。『食人族』は高校生の時に劇場で観て以来ではないかな。やっぱりというか微妙にストーリーを忘れていた。若者4人が秘境の奥地に入って、"郷に入れば郷に従う"的なルールを無視して、やりたい放題の文明破壊をやらかした挙句に土着の民族に食われちゃう…というのが基本線なんだけど、映画の冒頭、彼らの記録したフィルムを探しに大学教授が秘境に向かう下りはすっかり記憶から消えていました。高校生の頃はオカルトやホラー、モンド映画にジャッロなど興味津々、好奇心旺盛な気持ちがいっぱいだったので、貪欲に鑑賞できたのだけど、今観ると「やっぱり悪趣味な映画だなあ」なんて大人な感傷に浸ることもしばしば。ブルーレイ版の上映だったので映像がレストアされていて綺麗だった。あと今思うと、こんなに印象的な音楽だったとは…
お二人のトークショーは面白かった。たぶん私と年が近くて、彼らは劇場観賞組なので当時、この映画が本物のドキュメンタリーだと思ったというのも一緒。
続く新作『グリーン・インフェルノ』は、更にエグかったなあ。時折、映像に目を背けそうになってしまうところは、自分が年取ったのを痛感する。でも最近、このようなモンド映画がずっとなくて、マーケット的には"飢餓状態"だったので、ある意味新鮮だった。
ただし、モンド映画ですから、好きな人にしかお勧めしません。あらかじめ…
★高橋ヨシキ氏プロデュースの大判ポスターが来場特典。久しぶりに劇場プログラムも買ってみました。

★笑いありのトークショー。高橋さんの溢れんばかりの知識と平山さんのボケの融合。

■市川崑+金田一耕助作品一気見上映
23日は、ラグビー早慶戦中継を途中挟みながら、日本映画チャンネルで朝から市川崑+金田一耕助作品を一気見上映。『犬神家の一族』にはじまり『病院坂の首縊りの家』までずっと観てました。トヨエツさんの『八ッ墓村』はスキップさせてもらいましたが…個人的には大好きなシリーズ。物語の背景には、戦争の悲劇というものが色濃く描かれているんですよね。『犬神家の一族』は、遺産相続の跡取り息子と妾の息子の戦争からの復員が"偶然"の悲劇をもたらしているし、『獄門島』も復員詐欺や復員に絡んだ跡取り問題が巻き起こした偶然の悲劇の話だし…あとは昔の家父長制とか"血"と"家系"の問題が圧倒的に多い。腹違いの兄と妹だから結婚させられないので殺しちゃう…なんて今では中々考えられない話だけど、因習というやつですかね。作品の合間に、金田一本のバイブルを読み返しながら原作との違いなんかを再チェックして楽しみました。横溝作品は、映画化された作品を中心に何冊も読破しましたが、その文章量と多岐にわたる人間関係・家族関係を映像化するのはかなり困難。なので映画はその難解さを整理して今さらながら脚色感を感じるが、原作のイメージに近い金田一像をスタイリッシュに映像化したこと自体が素晴らしいのだ。
★DVD BOXと金田一バイブル本

■バースデー・グルメ
親しい友人がお祝いしてくれました。先日、初めて参戦してお気に入りになったお店、八丁堀のmaru。家からの散歩がてら目黒の大鳥神社の酉の市まで行った帰りに寄った、美登利寿司系回転寿司活、先週に続いて今度は恵比寿店に伺ったイタリアン・パルテノペなど。贅沢させてもらいました。
★八丁堀maruにて






★目黒大鳥神社~美登利寿司活





★恵比寿イタリアン・パルテノペにて




■IKEAにて
港北のIKEAに何度か行くようになりました。部屋のレイアウト替えでデスクやキャビネットなどを買って、組立サービスを使って組み立ててもらいましたが、今回はテーブルライトを買って自分で組み立ててみました。ところがシンプルすぎる説明書(絵だけで言葉の説明がほとんどない)と学年誌の付録のようなパーツの組立に四苦八苦して、なんとか組み立てました。ところが別売りで勝った電球のサイズが合わなくて、メールしたら"今回だけ"配送対応ということにしていただきました。予想以上に組立は最初は抵抗がありますが、その壁を超えるとイマジネーションで組立ができるようになるのではないかなんて思いました。苦手意識を持ったらIKEAとは付き合えないということですね。
★IKEAレストランのサーモンフィレ:IKEAの中では値段が高めのメニューのひとつ

好きなグルメを楽しんだり、映画を観たり、IKEAに買い物に行ったり…最後の締めはもちろんラグビー。ジュニア選手権準決勝観戦の後は、5日に毎年応援している釜石SWの応援に行き(昨年に続いて前座がジュニア選手権決勝で明治 vs.帝京)、6日の明早戦の観戦が大取。
■『グリーン・インフェルノ』公開記念"食人フェスティバル"へ
当ブログでも紹介した『グリーン・インフェルノ』のイベントに行きました。『食人族』と『グリーン・インフェルノ』の特別2本立て上映に高橋ヨシキ氏と平山夢明氏のトークショー付き。いわゆるモンド映画ですから、私のような変わった映画ファンばかりが集まるかなと思ったら意外や女性が半分近く。しかも年齢層もF1/F2と幅広い。会場の新宿武蔵野館は超満員で立ち見も入れてました。『食人族』は高校生の時に劇場で観て以来ではないかな。やっぱりというか微妙にストーリーを忘れていた。若者4人が秘境の奥地に入って、"郷に入れば郷に従う"的なルールを無視して、やりたい放題の文明破壊をやらかした挙句に土着の民族に食われちゃう…というのが基本線なんだけど、映画の冒頭、彼らの記録したフィルムを探しに大学教授が秘境に向かう下りはすっかり記憶から消えていました。高校生の頃はオカルトやホラー、モンド映画にジャッロなど興味津々、好奇心旺盛な気持ちがいっぱいだったので、貪欲に鑑賞できたのだけど、今観ると「やっぱり悪趣味な映画だなあ」なんて大人な感傷に浸ることもしばしば。ブルーレイ版の上映だったので映像がレストアされていて綺麗だった。あと今思うと、こんなに印象的な音楽だったとは…
お二人のトークショーは面白かった。たぶん私と年が近くて、彼らは劇場観賞組なので当時、この映画が本物のドキュメンタリーだと思ったというのも一緒。
続く新作『グリーン・インフェルノ』は、更にエグかったなあ。時折、映像に目を背けそうになってしまうところは、自分が年取ったのを痛感する。でも最近、このようなモンド映画がずっとなくて、マーケット的には"飢餓状態"だったので、ある意味新鮮だった。
ただし、モンド映画ですから、好きな人にしかお勧めしません。あらかじめ…
★高橋ヨシキ氏プロデュースの大判ポスターが来場特典。久しぶりに劇場プログラムも買ってみました。

★笑いありのトークショー。高橋さんの溢れんばかりの知識と平山さんのボケの融合。

■市川崑+金田一耕助作品一気見上映
23日は、ラグビー早慶戦中継を途中挟みながら、日本映画チャンネルで朝から市川崑+金田一耕助作品を一気見上映。『犬神家の一族』にはじまり『病院坂の首縊りの家』までずっと観てました。トヨエツさんの『八ッ墓村』はスキップさせてもらいましたが…個人的には大好きなシリーズ。物語の背景には、戦争の悲劇というものが色濃く描かれているんですよね。『犬神家の一族』は、遺産相続の跡取り息子と妾の息子の戦争からの復員が"偶然"の悲劇をもたらしているし、『獄門島』も復員詐欺や復員に絡んだ跡取り問題が巻き起こした偶然の悲劇の話だし…あとは昔の家父長制とか"血"と"家系"の問題が圧倒的に多い。腹違いの兄と妹だから結婚させられないので殺しちゃう…なんて今では中々考えられない話だけど、因習というやつですかね。作品の合間に、金田一本のバイブルを読み返しながら原作との違いなんかを再チェックして楽しみました。横溝作品は、映画化された作品を中心に何冊も読破しましたが、その文章量と多岐にわたる人間関係・家族関係を映像化するのはかなり困難。なので映画はその難解さを整理して今さらながら脚色感を感じるが、原作のイメージに近い金田一像をスタイリッシュに映像化したこと自体が素晴らしいのだ。
★DVD BOXと金田一バイブル本

■バースデー・グルメ
親しい友人がお祝いしてくれました。先日、初めて参戦してお気に入りになったお店、八丁堀のmaru。家からの散歩がてら目黒の大鳥神社の酉の市まで行った帰りに寄った、美登利寿司系回転寿司活、先週に続いて今度は恵比寿店に伺ったイタリアン・パルテノペなど。贅沢させてもらいました。
★八丁堀maruにて






★目黒大鳥神社~美登利寿司活





★恵比寿イタリアン・パルテノペにて




■IKEAにて
港北のIKEAに何度か行くようになりました。部屋のレイアウト替えでデスクやキャビネットなどを買って、組立サービスを使って組み立ててもらいましたが、今回はテーブルライトを買って自分で組み立ててみました。ところがシンプルすぎる説明書(絵だけで言葉の説明がほとんどない)と学年誌の付録のようなパーツの組立に四苦八苦して、なんとか組み立てました。ところが別売りで勝った電球のサイズが合わなくて、メールしたら"今回だけ"配送対応ということにしていただきました。予想以上に組立は最初は抵抗がありますが、その壁を超えるとイマジネーションで組立ができるようになるのではないかなんて思いました。苦手意識を持ったらIKEAとは付き合えないということですね。
★IKEAレストランのサーモンフィレ:IKEAの中では値段が高めのメニューのひとつ

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