さあいよいよ11/3に恒例の大学ラグビー対抗戦明治 vs.慶応が近づいてきました。90年代後半(99年くらい?)から負けが込んで、ここ最近はかなり分が悪い明治だが、今年はチーム力が整備されてきているので、とても楽しく観戦できる年になりそうだ。特にチームとしての「カラー」が明確な年の明治は強い。今年はFW強化、FW第一で臨戦するというプライオリティの中、もうひとつ「攻撃型」ラグビーのカラーがにじみ出ている。ここが3年前FW優位で引き分けた年と違う。結果が、過去4試合での得点力であり、このFWの強さと得点力では慶応を明らかに上回っていると言えるだろう。では死角が無いのかといえばそうではない。相手は試合巧者、少ないミスをチャンスにつなげて特典する能力が高いチームである。故に揺さぶられても冷静にプレーする忍耐が求められるだろう。だが、今年のプレーの精度の高さ、チームのまとまり、フィットネスの高さを考えれば、大きく崩れる事は無いと見ている。注意は相手のキック対策、蹴られたら蹴り返すのではなくBK/FWでとにかく反転攻勢でしぶとく攻め続けると言うラグビーを80分間続けて欲しいところだ。あとは、相手チームの研究だが、海外からコーチを招へいし、ラインアウトの分析をしているとのこと。これは中々、いいことであり、心強い。今年の明治は穴が少ない。特に日体大、筑波での後半の緩みを、成蹊、立教の二試合でかなり修正できている。Bチームが頑張っているのも非常に良い刺激になっている。
低迷から抜け出すターニングポイント、私は今回の慶応戦と見ている。
以下サンスポの記事から。
2日間の休養が明けた明大・八幡山グラウンドに、活気がみなぎった。8月のNZ合宿で指導を受けたホールデン、宮浦両氏との再会。吉田義人監督(41)は、最近10年の慶大戦でわずか1勝しかしていない“天敵”退治へ執念を見せた。
「彼ら(両コーチ)は強豪チームとの戦い方を知っている。僕が普段言い続けていることを、彼らが話すことで、選手の意識づけを図りたい」
同監督は、NZ合宿時から2人にこの時期の臨時コーチを要請。合宿ではFW陣はラインアウト、BK陣はディフェンスについて重点的に指導を受け、その成果が開幕4連勝に表れている。
U−21オールブラックス(21歳以下NZ代表)でプレーした実績を持つホールデン氏は、06〜09年まで4年間、英・ワスプスで指導。06年度にラグビー界のチャンピオンズリーグ「ハイネケン杯」でFWコーチとして優勝に導いた。8月のNZ合宿では、明大が苦手とするラインアウトの獲得率を上げる考え方を伝授。昨季は対抗戦終盤まで50%に満たなかったマイボール獲得率が、今季は平均80%近くまで上がった。
明大首脳陣は、ホールデン氏に今季の慶大のビデオ分析を要請。力強さが蘇りつつある重戦車軍団に、欧州NO・1の頭脳が加われば、まさに鬼に金棒だ。
NO・8杉本博昭主将(4年)は「考え方はシンプルになって、マイボールも相手ボールも取れるようになりました。慶大はラインアウトがうまいし、逆にそこを崩せれば…」と虎視眈々(たんたん)。03年度以来遠ざかる“虎退治”へ、重戦車はラグビーの母国のエキスを燃料に変える。
明大は27日、伝統の慶大戦へ向けて約2時間半の練習で始動。大半をFWとBKに分けたユニット練習に費やした。FWはスクラムとラインアウトの基本技術の確認、BK陣はディフェンス練習を重視。来月21日の帝京大戦まで帯同予定の宮浦氏は「(夏に比べて)個々のレベルは上がっている。見過ごされがちな部分を、言葉にして伝えたい」とプロに徹して、重戦車軍団の潜在能力を最大限に引き出す。
低迷から抜け出すターニングポイント、私は今回の慶応戦と見ている。
以下サンスポの記事から。
2日間の休養が明けた明大・八幡山グラウンドに、活気がみなぎった。8月のNZ合宿で指導を受けたホールデン、宮浦両氏との再会。吉田義人監督(41)は、最近10年の慶大戦でわずか1勝しかしていない“天敵”退治へ執念を見せた。
「彼ら(両コーチ)は強豪チームとの戦い方を知っている。僕が普段言い続けていることを、彼らが話すことで、選手の意識づけを図りたい」
同監督は、NZ合宿時から2人にこの時期の臨時コーチを要請。合宿ではFW陣はラインアウト、BK陣はディフェンスについて重点的に指導を受け、その成果が開幕4連勝に表れている。
U−21オールブラックス(21歳以下NZ代表)でプレーした実績を持つホールデン氏は、06〜09年まで4年間、英・ワスプスで指導。06年度にラグビー界のチャンピオンズリーグ「ハイネケン杯」でFWコーチとして優勝に導いた。8月のNZ合宿では、明大が苦手とするラインアウトの獲得率を上げる考え方を伝授。昨季は対抗戦終盤まで50%に満たなかったマイボール獲得率が、今季は平均80%近くまで上がった。
明大首脳陣は、ホールデン氏に今季の慶大のビデオ分析を要請。力強さが蘇りつつある重戦車軍団に、欧州NO・1の頭脳が加われば、まさに鬼に金棒だ。
NO・8杉本博昭主将(4年)は「考え方はシンプルになって、マイボールも相手ボールも取れるようになりました。慶大はラインアウトがうまいし、逆にそこを崩せれば…」と虎視眈々(たんたん)。03年度以来遠ざかる“虎退治”へ、重戦車はラグビーの母国のエキスを燃料に変える。
明大は27日、伝統の慶大戦へ向けて約2時間半の練習で始動。大半をFWとBKに分けたユニット練習に費やした。FWはスクラムとラインアウトの基本技術の確認、BK陣はディフェンス練習を重視。来月21日の帝京大戦まで帯同予定の宮浦氏は「(夏に比べて)個々のレベルは上がっている。見過ごされがちな部分を、言葉にして伝えたい」とプロに徹して、重戦車軍団の潜在能力を最大限に引き出す。
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