地震関連のニュース特番の中、テレビで鑑賞。NHK総合から教育テレビへと編成が直前で変わった。
トヨタ自動車 vs.三洋電機。日本を代表する自動車メーカーとパナソニックに吸収されゆく電機メーカー。リコール問題の鬱憤を吹き飛ばすのか、消え行く会社の意地を見せるのか。と言っても、チーム力の差から言えば三洋電機。東芝、サントリーが出てきて初めて優勝する意義があるはずなのだが・・・プレーオフと日本選手権のトーナメントのマジックにより、トヨタが決勝に出てきた。トヨタが頑張らない限り、三洋に優勝旗をプレゼントしてしまう儀式になってしまう。
ただこの2チームは、過去僅差で競った試合をしてきたチーム。トヨタがディフェンスで頑張りミスをしなければ若干だが勝機はあった。
前半はまさにそれを期待させてくれる試合運びで12 vs.0とリード。しかし後半は、反則が多く、シンビンで退場。ターンオーバーからの展開が、後半鈍くなり、逆にターンオーバーされて逆転トライと三洋の見せ場が多くなった。特に敵陣に入ってからの、プレーヤーの孤立、遅いサポートによるノット・リリース・ザ・ボールやモールのオブストラクションなどの反則の繰り返しで自滅。結局、5点差でトヨタの負け。
会場はプレーオフと比べると空席が目立った。もちろん招待券のばら撒きなどが無かったこともあるだろうが、かつては成人の日に国立競技場を満員にしてきた伝統の試合。もう少し、権威付けや試合の盛り上げ方も協会は考えてもいいだろう。