DEGアワード受賞 : くまちゃん日記 : 映画とグルメとラグビーと

昨日は、DEGアワードの発表があり、私が関係している商品が2部門受賞したので、授賞式を観に行った。
DEGとは、The Digital Entertainmemt Group Japanの略称。
DEGジャパンは映像コンテンツメーカーや映像機器メーカーが一体となって次世代のデジタルエンターテイメント市場のさらなる成長を目的とする活動を行う業界団体です、とHPで謳っています。
もともとBD陣営、HD DVD陣営の対立があった際、BD陣営は、BDAという団体を作っていましたが、主旨的にはそれに近いのかもしれません。
要は、ブルーレイの普及のために、一緒になって啓蒙活動していきましょう、的な寄り合い所帯なのでしょう。
今回関わっていた「ブレイブハート」「トラ・トラ・トラ!」がそれぞれ、最優秀高画質賞、最優秀レストア賞をもらった。対象作品は、洋画・邦画・アニメなど1,100作品との事なので、その中から選ばれたのは大変名誉なことでうれしい。
「ブレイブハート」は、この作品でオスカー撮影賞に輝いたジョン・トール撮影監督が本編のHDマスターをわざわざ監修しお墨付きを与えているクオリティなので、結構いい線まで行くのではと期待はしていた。でも新作に持っていかれるのがオチなので、神に願っていたのだけど、神様は見捨てていなかったということみたい。
「トラ・トラ・トラ!」は、幻の日本公開版を現存フィルムからHDに修復したクオリティが評価された。これもライバルが「白雪姫」「ピノキオ」「風と共に去りぬ」あたりなので、苦戦すると思ったけど、見事もらえてしまった。
ちなみにグランプリは「崖の上のポニョ」。でもグランプリなどは最初から期待はしていない。ブルーレイのアドバンテージである高画質、思い入れのある昔の作品が美しく修復されて保存版で手に入る喜び、を追及した結果が、それに該当する部門の受賞だったのが何よりもうれしかった。
一生懸命頑張れば、たまには報われるということもある、ということを今年初めて体験した次第です。