TV番組のトレンドを追っていく上で、最近視聴率の動向を少し気にするようになった。特にSMAPと嵐の世代交代など、TV局のジャニーズや吉本系タレントの依存傾向なども見ておくのも大事。また今後は、ニッチな情報番組のトレンドも気にしていきたい。

「特上カバチ!!」10.8%と10%超え。前番組の亀田兄弟のボクシング中継からの視聴者の流れ効果があったのか、今週は前週から盛り返している。
「SMAP×SMAP」15.8%。私はこの番組は見ない人間だが、かつての高視聴率の勢いは無く、年に何度かは打ち切りの噂も立っている。
「泣かないと決めた日」7.5%。このラインが踏ん張りどころだろう。固定層を離さず、頑張れるかどうか。続く「まっすぐな男」も7.8%と、ほぼ同じ流れになっている。視聴者が続けて観ていると仮定すれば、どちらかが伸びる事は無いでしょう。というよりだんだん逓減していく流れになるはず。
「ひみつの嵐ちゃん!」12.7%。「VS嵐」11.5%と健闘。このあたりで、20%レベルの視聴率を彼らが取ることができるかどうかが、今後のチャレンジか。
「中居正広の金曜日のスマたちへ」8.6%、「金曜ドラマ・ヤマトナデシコ七変化」5.2%。TBSのこの時間帯は、そろそろ鬼門になってきたか。

ドラマはやはり脚本次第ということか。あからさまにミスキャスティングと思われると、ファンでもドラマ自体は見ないのでは。

いずれにしても、スタジオ・バラエティ増産で、バラエティ番組は、そろそろ閉店する番組も多いと聞く。TV局はコスト削減ばかりしていないで、良質な番組制作をしてくれないと。

ちなみに「ポニョ」の地上波放映は30%超えならずということで、歴代のジブリ作品の新作地上波の中では期待外れの結果だったとか。HiVisionで録画しておいて、あとでゆっくり鑑賞(例えば翌日の昼間に家族みんなで、とか)というユーザーが増えていることも、この作品には影響するでしょう。