先週スタートしたTVドラマの視聴率のトレンドは、比較的わかりやすい結果になっていた。櫻井翔の「特上カバチ!!」は、初週から3%ダウン、10%を割って9.9%。先週からスタートしたイケメン系アイドルを起用した「ブラッディ・マンディ2」は、9.5%、「左目探偵EYE」は、8.5%と10%を切るスタートとなった。地デジ録画の時代、リアルタイムでの視聴者が減っている中、この数字をどうとらえていくのか。今後のダウントレンドである程度の見込みがでるのだろうが。対して、シリーズものは安定している。「コード・ブルー」「相棒」は、ともに17.2%の高視聴率。「相棒」は、ようやくミッチーの役柄のアイデンティティに少し踏み込んだストーリーに入り始めたので、多少小難しいが、本来の「相棒」ファンには歓迎される内容になってきたのではないだろうか。警視庁と警察庁の対立、キャリア官僚対杉下右京の構図がスリリングに加速することを期待したい。
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