昨日、「ハゲタカ」「外事警察」をTVドラマのTOP2と言ってしまったが、大事な一本を忘れていた。それは「空飛ぶタイヤ」。前述の2作品と同じく骨太の熱いドラマだ。この作品は、WOWOW製作であり、おそらく民放では製作不可能だっただろう奇跡的な作品と言っても過言ではない。実際に起こった三菱自動車のリコール隠し、死亡事故をベースにした原作がもとになっており、スポンサー収入に依存している民放キー局に製作する勇気などとうてい持てない作品だからだ。作品の内容は下記の通り。

2006年に刊行された池井戸潤による小説作品。
タイヤ脱落事故と大手自動車メーカーのリコール隠しをテーマにした作品。事故を起こした運送会社の社長が、自社の無実を証明すべく巨大企業の闇に挑む経済小説であり、2002年に発生した三菱自動車製大型トラックの脱輪による死傷事故、三菱自動車によるリコール隠しなどを物語の下敷きとしている。

父親の後を継ぎ運送会社を経営する赤松徳郎は、ある日自社のトラックがタイヤ脱落事故を起こし、死傷者を出してしまったことを知る。事故原因を一方的に整備不良とされ、「容疑者」と決め付けられた赤松は警察からの執拗な追及を受ける。さらには会社も信用を失い、倒産寸前の状態に追い込まれてしまう。
しかし赤松は、事故原因は整備不良ではなく、事故を起こした車両自体に欠陥があったのではないかと考える。自社の無実を信じる赤松は家族や社員たちのために、トラックの販売元である巨大企業、ホープ自動車に潜む闇に戦いを挑む。(以上Wikiより)

主人公の運送会社社長を演ずる仲村トオルが熱い!!!とにかく熱い!情熱と正義感がほとばしる。
リコール隠し、はっきりいって小さいものも含めれば世の中、かなりあるだろう。大企業ほど、自社イメージを守りたくなり、また株価を下げたくないばかりに、最大の顧客である消費者を無視した行動を取るという典型的な例を取り上げた作品だ。運送会社側、自動車メーカー側、報道側、そして事実を知りながら隠そうとする銀行団(=どこでも銀行は汚れ役・・・)色んな人間関係が深掘りされていて、一気に観てしまう力作だ。
地上波では絶対お目にかかれないので、レンタルかDVDご購入をお薦めする。

空飛ぶタイヤ DVD-BOX(3枚組)
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