「花より男子ファイナル」が今年初の興収50億を突破するらしい。まさに「濡れ手に粟」的な水商売の典型例。ハリウッド映画に比べて格段に制作費が安く、メディア宣伝もTV局側で空爆の如く刷り込み、後はタレントに宣伝してもらう。こんなやり方にもさすがに消費者の目が肥えて、ほころびが見え始めてよかったかな、なんて思っていたらこれだから・・・結局、映画だけでたんまり利益を稼いで、後の二次使用(DVD発売、CS/地上波放映などの放映権料などなど)でも貪りつくす・・・この成功体験がある限り、映画化を前提としたドラマ作りなどがまだまだ量産され、そのたびに金を落とす日本国民が増えるという構図が続くのだ。これを良しとするかどうかは、消費者次第。でもこれだけヒットすると、結局タレントを握っているジャニーズ支配を強くするだけで、ドラマそのものをどんどんつまらなくさせていくと思うのだが。

『花男ファイナル』今年初の興収50億突破
あっさり“インディ超え”70億も視野

2008/07/28

6月28日の公開以来、大ヒットを続けている『花より男子ファイナル』が、今年公開された作品として初めて興行収入50億円を突破した。27日までの30日間で、興収54億5000万円を記録。6月21日に封切られ、27日現在で49億4000万円の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』をあっさりと抜き去った。

 60億円突破は時間の問題で、65億円以上も確実の情勢。配給の東宝では、70億円超えも十分視野に入れているという。今後、邦画では『崖の上のポニョ』が8月上旬に50億円を突破の見込みで、『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空(そら)の花束シェイミ』も、最終的に50億円以上の可能性がある。洋画では、『インディ・ジョーンズ』が大台を超える見通しだ。

 一方、26日には洋画の話題作が封切られたが、公開2日間で最も良かったのが『ハプニング』の2億8000万円(25日の前夜祭含む)。次いで『カンフー・パンダ』の2億2000万円、『ドラゴン・キングダム』の1億円5000万円と続く。秋から夏に公開が早まった『ハプニング』は堅調な出足だが、目標興収が高かった『カンフー・パンダ』は、かなり物足りないスタートとなった。