再来年公開が予定されているジェームズ・キャメロン監督最新作の情報が出た。当初の予定より遅れて、12月あたりになるとの事。この年は下記の記事だと、3-D作品が目白押しで、大手スタジオが結局、それぞれの競合を避けたタイミングでの公開となりそうだ。

ドラゴン、アバター、モンスター! 3-D目玉作品の公開日を巡る戦い2008/02/28

3-D作品の米公開スケジュールを巡り、各メジャースタジオが綱引きを続けている。来年以降、全ての映画を3-Dデジタルで公開するドリームワークス・アニメーションは、2009年11月に予定していた“How to Train Your Dragon” の公開を10年3月に遅らせることを決定。同時期に公開が予定されている米20世紀フォックスの“Avatar”と米ディズニーの“A Christmas Carol”との正面対決を避けた形だ。

 ドリームワークス・アニメーションは以前にも、“Avatar”との衝突を避けるため、“Monsters vs. Aliens”の公開を09年5月から3月に早めているが、その後、“Avatar”の公開が12月に延期されることが明らかになった。同社のジェフリー・カッツェンバーグ代表は、“Monsters”を5月公開に戻すことも検討したというが、「海外において、09年夏に公開になるその他の3-D映画とバッティングすることを考慮して」、3月公開のままとしている。

 ドリームワークス・アニメーションの公開スケジュールは、今年6月6日に公開される『カンフーパンダ』の後、11月に『マダガスカル』の続編の公開が予定されている。そして09年3月の“Monsters vs. Aliens”から、10年3月の“How to Train Your Dragon”まで、丸1年空くこととなるが、その後、5月に『シュレック4』、11月にベンスティラー製作による“Masterminds”と、10年に3本を公開する予定だ。

 そんななか、3-Dを巡る新しい動きとして、ディズニーは大ヒットしたダンス映画『ステップ・アップ』のシリーズ3作目を3-D化することを発表した。“Step Up 3-D”と仮タイトル付けされた本作は、ディズニーが送る最新の3-D実写映画となる。3月中旬の連休5日間で2870万ドルを稼ぎ出した『ステップ・アップ2 ザ・ストリート』のジョン・チュウ監督が、再びメガホンを握ることになりそうだ。