今週末も主に映画とラグビーが生活の一部を占める。
映画はムービープラスでアカデミー賞特集をしていた中で、未観賞だった「ナイロビの蜂」をチェックした。レイチェル・ワイズが主演女優賞を受賞した作品だ。重厚なサスペンスと夫婦愛をミックスしたドラマで、中々の見ごたえある作品だった。内容は下記の通り。(全洋画より)

冒険小説の巨匠ジョン・ル・カレの同名ベストセラーを、「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督で映画化した感動のミステリー・サスペンス。アフリカの地を舞台に、政治に無関心なガーデニング好きの英国外交官が、慈善活動に熱心だった妻の死をきっかけに、初めて彼女の活動に目を向け、やがては危険を顧みず陰謀渦巻く事件の真相に迫っていくさまをスリリングに描く。主演は「イングリッシュ・ペイシェント」のレイフ・ファインズ。また、共演のレイチェル・ワイズは本作の演技でアカデミー助演女優賞を獲得した。
 ケニアのナイロビ。ガーデニングが趣味の英国外務省一等書記官ジャスティン。事なかれ主義の彼は、アフリカで精力的に救援活動を続ける妻テッサの行動には深く立ち入らず、見ない振りを通していた。ところがそんなある日、テッサは救援活動中に何者かに殺されてしまう。警察はよくある殺人事件の一つとして処理しようとしていた。しかし、事件に不審なものを感じたジャスティンは、意を決して自ら調査に乗り出す。やがて、事件には国際的陰謀が絡んでいたことを知るジャスティンだが、そんな彼にも身の危険が迫っていた…。

ナイロビの蜂


レイチェル・ワイズ延ずる正義感と問題意識の強い女性とたまたま出会い、自分のアフリカ行きに同行を懇願する彼女に対し、「僕は君の事がまだよくわからない」と躊躇する主人公。それに対して彼女は「私を探求して」と言うのだ。事実、物語の後半は夫が妻のたどった道と彼女自身を「探求」して事件を解明していく。「探求」した暁に夫は妻こそが自分の家だと気づくのだ。政治的なしがらみに全く興味の無かった主人公が、鋭く変わっていく様はスリリングだ。

さてラグビーのトップリーグは、プレーオフ。
東芝 vs.三洋電機の予想通りの好試合。土壇場で三洋電機の逆転勝ち。これをみて今年の三洋は「本物」と確信した次第。東芝も頑張ったけど、去年までの一発逆転の持ち味を今年は東芝から三洋が奪った形だ。
サントリー vs.トヨタは、先週の結果で大方サントリー優位との予想だったが、まさにその通り。先週の試合でトヨタが弱点を見せまくった。
来週は、ディフェンスでサントリーが頑張れば勝機あり。あとはセットプレーの精度で決まりそうな感じがする。