雨模様の一日。昨日は六本木の龍叶苑で美味しい焼肉を食べ過ぎた。ソファーで転寝してしまい朝目が覚める。ずっとCATVのニュースチャンネルをオンエアしっぱなしにしていたので、同じニュースが定期的にローテーションして耳に入ってきたのが記憶に残る。
午前中は、録画しておいた映画『虹の女神 Rainbow Song』を観る。
自分は洋画ビジネスに関わっているが、邦画も嫌いなわけではない。というか好きなジャンルが狭くて細いのかもしれない。しかし最近の邦画の勢い、ヒットの法則などの環境から単純にメディアミックスの効果だけでヒットが生まれているわけではなく、確実にクオリティの向上も伴っていて、それが継続的な観賞効果につながっていることを感じている。そんなわけで、普段は中々観る機会が無いこうしたジャンルを観ると新しい発見や感動があるのだ。こうした経験はとてもいいことだ。
虹の女神 Rainbow Song
大まかな話は下記の通り。(全洋画より)
「リリイ・シュシュのすべて」「花とアリス」の岩井俊二監督が本格的なプロデュース業に挑んだ切ない青春ストーリー。『イノセント・ワールド』の作家・桜井亜美の原案・脚本を「ニライカナイからの手紙」の熊澤尚人監督で映画化。主演は「リリイ・シュシュのすべて」の市原隼人と「スウィングガールズ」の上野樹里。大学の映画研究会を主な舞台に、一組の男女の儚くも美しい友情と恋の物語を瑞々しくかつエモーショナルに綴る。
小さな映像制作会社で忙しい毎日を送る岸田智也は、ある朝、ふと見上げた空に水平に伸びる不思議な虹を発見する。なんとなく、今はアメリカにいる大学時代の親友・あおいのことが頭をよぎる。しかし、ほどなくして、あおいが飛行機事故で亡くなったことを知るのだった。2人の出会いは、智也が片思いの女の子に近づきたいがために、その友人のあおいに声を掛けたのがきっかけだった。最初はしつこくつきまとう智也を敬遠していたあおい。それでも、どこか憎めないところのある智也を、映画研究会に所属するあおいは、自分が監督する映画の主演に抜擢するのだが…。
岩井俊二の作品は実は縁が無い。なのでテイストなどの予備知識なしで挑んだ。
上野樹里は不思議な魅力のある女優だ。「スウィングガールズ」しか知らないが、変に色気の無い快活なイメージは、逆に好き嫌いが分かれるタイプなのだろうけど、青春映画の不器用なピュアな主人公を演じされるなら、今はNo.1の女優なんだろうなあと思う。
映画そのものは切ない。主人公二人の不器用さ故に、出会いから別れまでの機微が、切ないエンディングにつづられていく流れは、胸を打つ。相手の思いを理解して受け止めるのは難しいね。
「ただ、君を愛してる」を思い出すね。男は彼女の死を知ってから、相手の思いの真実を知り、心から涙する。そんな映画が増えているなあ。
ただ、君を愛してる スタンダード・エディション
午前中は、録画しておいた映画『虹の女神 Rainbow Song』を観る。
自分は洋画ビジネスに関わっているが、邦画も嫌いなわけではない。というか好きなジャンルが狭くて細いのかもしれない。しかし最近の邦画の勢い、ヒットの法則などの環境から単純にメディアミックスの効果だけでヒットが生まれているわけではなく、確実にクオリティの向上も伴っていて、それが継続的な観賞効果につながっていることを感じている。そんなわけで、普段は中々観る機会が無いこうしたジャンルを観ると新しい発見や感動があるのだ。こうした経験はとてもいいことだ。

大まかな話は下記の通り。(全洋画より)
「リリイ・シュシュのすべて」「花とアリス」の岩井俊二監督が本格的なプロデュース業に挑んだ切ない青春ストーリー。『イノセント・ワールド』の作家・桜井亜美の原案・脚本を「ニライカナイからの手紙」の熊澤尚人監督で映画化。主演は「リリイ・シュシュのすべて」の市原隼人と「スウィングガールズ」の上野樹里。大学の映画研究会を主な舞台に、一組の男女の儚くも美しい友情と恋の物語を瑞々しくかつエモーショナルに綴る。
小さな映像制作会社で忙しい毎日を送る岸田智也は、ある朝、ふと見上げた空に水平に伸びる不思議な虹を発見する。なんとなく、今はアメリカにいる大学時代の親友・あおいのことが頭をよぎる。しかし、ほどなくして、あおいが飛行機事故で亡くなったことを知るのだった。2人の出会いは、智也が片思いの女の子に近づきたいがために、その友人のあおいに声を掛けたのがきっかけだった。最初はしつこくつきまとう智也を敬遠していたあおい。それでも、どこか憎めないところのある智也を、映画研究会に所属するあおいは、自分が監督する映画の主演に抜擢するのだが…。
岩井俊二の作品は実は縁が無い。なのでテイストなどの予備知識なしで挑んだ。
上野樹里は不思議な魅力のある女優だ。「スウィングガールズ」しか知らないが、変に色気の無い快活なイメージは、逆に好き嫌いが分かれるタイプなのだろうけど、青春映画の不器用なピュアな主人公を演じされるなら、今はNo.1の女優なんだろうなあと思う。
映画そのものは切ない。主人公二人の不器用さ故に、出会いから別れまでの機微が、切ないエンディングにつづられていく流れは、胸を打つ。相手の思いを理解して受け止めるのは難しいね。
「ただ、君を愛してる」を思い出すね。男は彼女の死を知ってから、相手の思いの真実を知り、心から涙する。そんな映画が増えているなあ。

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