今日は台風も去り、予定通り川崎で映画鑑賞。予想はしていたのだが、チッタの通りはハロウィンの大パレードの真っ最中で通行するのがままらならい混雑振りだった。映画の方は、客席はガラガラ。かつてならニール・ジョーダン監督でジョディ・フォスターのサスペンスとくればコアな映画ファンは期待して足を運ぶのだけど、これもネット社会。レビューや情報が瞬時に流れてしまい、観た気になってしまう。また最後のオチを明かせない映画なので、宣伝やパブリシティが難しく中々期待を煽るのが難しい作品なのだろう。
大まかなストーリーというか大筋は以前ここで書いたので、今回はgooからの紹介を載せておこう。
許せますか、彼女の“選択”
これが、彼女の答え。ジョディ・フォスターが、最後の一線を越える―。
大ヒット作『フライトプラン』や『パニック・ルーム』で、どんな危機的状況にも決して屈することなく立ち向かっていく主人公たちのギリギリの戦いを演じ、つねに胸のすくような勝利を勝ち取ってきたジョディが、ついに、そのギリギリの一線さえも突き破る!
ジョディ・フォスター演じるエリカは、最愛の恋人が殺された恐ろしい夜をきっかけに、自分の中の別人を知ることになる。手にしたものは拳銃。その引き鉄を最初に引いた瞬間から、彼女の人生は劇的に変わっていく。初めは自分を守るために、次は誰かを助けるために、やがては犯罪者を裁くために―。道を踏み外していることは承知の上で、それでも彼女は引き鉄を引く。
ラスト15分に用意されているのは、目を疑うような衝撃の結末。それゆえに、映画を観終わったとき、誰もが逃れようのない選択を迫られる。「彼女を許せるか?許せないか?」映画を観たあとでしか出せない答えがそこにある。そしてそれは、自分でさえも驚くような答えかもしれないのだ。
製作総指揮を務めるとともに、脚本にも深くかかわり、鬼才ニール・ジョーダンを自ら口説き落としたというジョディの、この作品に対する想いは並大抵のものではない。ふだんは人の書いた作品は撮らないし、送られてきた脚本も読まないというジョーダン監督に、そのページをめくらせ、一読めで衝撃的な感動を与え、二読めで揺るぎない決断をさせたという疑いようのない作品力。「このキャラクターをジョディが演じると考えた瞬間、正気とは思えないほどの抑えがたい衝動と、怖いほどの魅力を感じた」と語る監督と、類まれなる主演女優がともに長年抱いてきたタッグの夢が、この『ブレイブ ワン』で初めて実現する。(ここまで)
過去2作で「母親役」を演じてきたジョディ・フォスターが婚約者と来る結婚にウキウキしている女性を演じている。あれっ、もういい年じゃなかったっけ???という思いが少しよぎる。そして婚約者を殺された後は、復讐の鬼と化して、劇画のヒーローならぬヒロインの如く法では裁けぬ犯罪者を抹殺していく。ここで浮かぶのは一連のチャールズ・ブロンソンの映画("Death Wish"シリーズ:奥さんと娘をチンピラに殺されて復讐鬼になる)と「ダーティ・ハリー2」の白バイ警官隊(こちらは悪いやつを退治はするが、どちらかというと殺人を楽しんでいる連中)だ。ラストは予定調和的なのだろう・・・彼女は特に証拠隠滅を積極的に図るわけでもなく、刑事は彼女の犯行を察知して阻止に向う。その後の展開は・・・というのがラストシーンのオチ。何というか爽快感というよりは、不思議な気持ちが残る映画。愛する人を失った人間は、心に穴が空いてしまい元には戻れない、という痛切なメッセージだけが心に残った映画だったな。黒人の刑事が「善人の象徴」的な設定でそのコントラストが、ラストのオチなんだけどね。
まさにブロンソン映画の“復讐”真骨頂、この際もう一度見直したくなった。
狼よさらば
★シリーズ第一弾
ロサンゼルス
★シリーズ第二弾
シリーズはこの後「スーパー・マグナム」「バトルガンM-16」「DEATH WISH/キング・オブ・リベンジ」に続く。
大まかなストーリーというか大筋は以前ここで書いたので、今回はgooからの紹介を載せておこう。
許せますか、彼女の“選択”
これが、彼女の答え。ジョディ・フォスターが、最後の一線を越える―。
大ヒット作『フライトプラン』や『パニック・ルーム』で、どんな危機的状況にも決して屈することなく立ち向かっていく主人公たちのギリギリの戦いを演じ、つねに胸のすくような勝利を勝ち取ってきたジョディが、ついに、そのギリギリの一線さえも突き破る!
ジョディ・フォスター演じるエリカは、最愛の恋人が殺された恐ろしい夜をきっかけに、自分の中の別人を知ることになる。手にしたものは拳銃。その引き鉄を最初に引いた瞬間から、彼女の人生は劇的に変わっていく。初めは自分を守るために、次は誰かを助けるために、やがては犯罪者を裁くために―。道を踏み外していることは承知の上で、それでも彼女は引き鉄を引く。
ラスト15分に用意されているのは、目を疑うような衝撃の結末。それゆえに、映画を観終わったとき、誰もが逃れようのない選択を迫られる。「彼女を許せるか?許せないか?」映画を観たあとでしか出せない答えがそこにある。そしてそれは、自分でさえも驚くような答えかもしれないのだ。
製作総指揮を務めるとともに、脚本にも深くかかわり、鬼才ニール・ジョーダンを自ら口説き落としたというジョディの、この作品に対する想いは並大抵のものではない。ふだんは人の書いた作品は撮らないし、送られてきた脚本も読まないというジョーダン監督に、そのページをめくらせ、一読めで衝撃的な感動を与え、二読めで揺るぎない決断をさせたという疑いようのない作品力。「このキャラクターをジョディが演じると考えた瞬間、正気とは思えないほどの抑えがたい衝動と、怖いほどの魅力を感じた」と語る監督と、類まれなる主演女優がともに長年抱いてきたタッグの夢が、この『ブレイブ ワン』で初めて実現する。(ここまで)
過去2作で「母親役」を演じてきたジョディ・フォスターが婚約者と来る結婚にウキウキしている女性を演じている。あれっ、もういい年じゃなかったっけ???という思いが少しよぎる。そして婚約者を殺された後は、復讐の鬼と化して、劇画のヒーローならぬヒロインの如く法では裁けぬ犯罪者を抹殺していく。ここで浮かぶのは一連のチャールズ・ブロンソンの映画("Death Wish"シリーズ:奥さんと娘をチンピラに殺されて復讐鬼になる)と「ダーティ・ハリー2」の白バイ警官隊(こちらは悪いやつを退治はするが、どちらかというと殺人を楽しんでいる連中)だ。ラストは予定調和的なのだろう・・・彼女は特に証拠隠滅を積極的に図るわけでもなく、刑事は彼女の犯行を察知して阻止に向う。その後の展開は・・・というのがラストシーンのオチ。何というか爽快感というよりは、不思議な気持ちが残る映画。愛する人を失った人間は、心に穴が空いてしまい元には戻れない、という痛切なメッセージだけが心に残った映画だったな。黒人の刑事が「善人の象徴」的な設定でそのコントラストが、ラストのオチなんだけどね。
まさにブロンソン映画の“復讐”真骨頂、この際もう一度見直したくなった。

★シリーズ第一弾

★シリーズ第二弾
シリーズはこの後「スーパー・マグナム」「バトルガンM-16」「DEATH WISH/キング・オブ・リベンジ」に続く。
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