今日は、私の仕事に関係するニュースが出ていたのでちょっと紹介。
★ヤフー・ヘッドラインニュースからの引用
(ここから)
東芝エンタテインメント株、博報堂DYメディアに売却
4月16日11時32分配信 読売新聞
東芝は16日、全額出資の映画事業子会社東芝エンタテインメントの全株式を5月に博報堂DYメディアパートナーズに売却する方針を明らかにした。
売却額は明らかにしていない。東芝は映画事業子会社の売却で映像・音楽ソフト事業から完全撤退し、原子力発電や半導体、家電などに経営資源を集中する。
東芝エンタテインメントは、東芝グループ内の映像ソフト事業を統合し、2003年に発足した。映画の製作や配給、ビデオ・DVDの販売などを手がけている。公開中の邦画「蟲師(むしし)」などにも出資し、配給している。従業員数は2006年12月現在、66人。
東芝は昨年末、45%を出資していた音楽コンテンツ(情報の内容)事業の東芝EMIの保有株すべてを英EMIに売却する方針を明らかにしている。 (以上)
東芝の映像関連の体制変更は、ここ最近では(旧)東芝映像ソフト(レンタルビデオ草創期からしばらく活躍)の解体、その後、現在の東芝エンタテインメントになって復活して、アミューズの映画配給部門なども包括して、「バイオ・ハザード」「リディック」などの洋画の大作を買い付けたり、最近では韓流映画の買い付けにかなり出資の比率を高めていたと思う。いろいろ考えられると思うけど、私の勝手な想像は下記の通り。
★韓流ブームが下火になり、買い付け額をペイできるくらいの公開規模の大きなシアター・チェーンのブッキングができなくなり、結果DVDなどの二次使用のビジネスを含めて売上規模が減少した。
★邦高洋低の映画マーケットで、同じく高く買い付けた洋画作品の劇場ビジネスから二次使用までのトータルの売上も減少した。
★親会社の東芝が独り相撲してしまったHD DVDの規格が、事実上、ブルーレイ陣営に対して「白旗」状態が決定的となり、将来撤退による投資の失敗のツケが大きく膨らむことが明らかになった。
同じ業界に働く身としては、身につまされる話であるが、エンターテイメント・ビジネスそのものが実は、もう踊り場に来ていることを裏付ける話であることには間違いない。
これと同じくして、音楽部門である東芝EMIの東芝分の持ち株も売却するとの事。
(旧)東芝音工からEMIに至って、私は洋楽のデュラン・デュランやユーミン、オフコースなど青春時代に欠かせないアーティストを擁した老舗のレコード会社であり、完全外資になってしまうのは残念な限りである。
★ヤフー・ヘッドラインニュースからの引用
(ここから)
東芝エンタテインメント株、博報堂DYメディアに売却
4月16日11時32分配信 読売新聞
東芝は16日、全額出資の映画事業子会社東芝エンタテインメントの全株式を5月に博報堂DYメディアパートナーズに売却する方針を明らかにした。
売却額は明らかにしていない。東芝は映画事業子会社の売却で映像・音楽ソフト事業から完全撤退し、原子力発電や半導体、家電などに経営資源を集中する。
東芝エンタテインメントは、東芝グループ内の映像ソフト事業を統合し、2003年に発足した。映画の製作や配給、ビデオ・DVDの販売などを手がけている。公開中の邦画「蟲師(むしし)」などにも出資し、配給している。従業員数は2006年12月現在、66人。
東芝は昨年末、45%を出資していた音楽コンテンツ(情報の内容)事業の東芝EMIの保有株すべてを英EMIに売却する方針を明らかにしている。 (以上)
東芝の映像関連の体制変更は、ここ最近では(旧)東芝映像ソフト(レンタルビデオ草創期からしばらく活躍)の解体、その後、現在の東芝エンタテインメントになって復活して、アミューズの映画配給部門なども包括して、「バイオ・ハザード」「リディック」などの洋画の大作を買い付けたり、最近では韓流映画の買い付けにかなり出資の比率を高めていたと思う。いろいろ考えられると思うけど、私の勝手な想像は下記の通り。
★韓流ブームが下火になり、買い付け額をペイできるくらいの公開規模の大きなシアター・チェーンのブッキングができなくなり、結果DVDなどの二次使用のビジネスを含めて売上規模が減少した。
★邦高洋低の映画マーケットで、同じく高く買い付けた洋画作品の劇場ビジネスから二次使用までのトータルの売上も減少した。
★親会社の東芝が独り相撲してしまったHD DVDの規格が、事実上、ブルーレイ陣営に対して「白旗」状態が決定的となり、将来撤退による投資の失敗のツケが大きく膨らむことが明らかになった。
同じ業界に働く身としては、身につまされる話であるが、エンターテイメント・ビジネスそのものが実は、もう踊り場に来ていることを裏付ける話であることには間違いない。
これと同じくして、音楽部門である東芝EMIの東芝分の持ち株も売却するとの事。
(旧)東芝音工からEMIに至って、私は洋楽のデュラン・デュランやユーミン、オフコースなど青春時代に欠かせないアーティストを擁した老舗のレコード会社であり、完全外資になってしまうのは残念な限りである。
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