今日は、邦画のDVDを1本鑑賞しました。大好きな宮崎あおいちゃん主演の『ただ君を愛してる』という作品。
東映の作品ということで、東宝が得意としている大型メディアミックス(TV局や原作本、系列シアターでの強力ブッキングなど)の規模での宣伝は無かったが、シネコンでの上映もあったせいか、予告編は観る事ができたので、注目はしていた。
作品イメージからは、ストーリー展開が想像しにくい(原作を知らなかったこともあり・・・)ものであったが、予告編からは宮崎あおい扮する里中静流の成長と彼女に心引かれた主人公の切ないラヴ・ストーリーなのかという印象だった。
実際、見終わった後は、とても切なくなるお話で、少し悲しかったけど、別の角度から見たら、ある意味、恋というものに前向きな人生というか生き方を描いている映画でもあり、さわやかな後味も残る不思議な作品でもあった。
あとこの監督はとても映像美にこだわった人で、劇中の風景や人物描写がとてもみずみずしいのが特徴だ。

私の印象としては、東野圭吾原作の映画『秘密』をオーバーラップする切ないラヴ・ストーリーの傑作といったところです。

しかし、あおいちゃんは役作りがうまいです。
私が入手したDVDは、2枚組の「プレミアム・エディション」(\6,300)でしたが、映画本編だけでも十分楽しめるので、スタンダード版がお薦めかと思います。

ただ、君を愛してる スタンダード・エディション


秘密

★広末涼子の透明感が輝きます!原作もおすすめ。

秘密