今日、早速観てきました。かなりいいですね。さすが社会派・硬派のエドワード・ズウィック監督(「ラスト・サムライ」「戦火の勇気」「マーシャル・ロー」)の手腕全開といった作品です。
ディカプリオ、渋くていい。「ディパーテッド」も悪くは無かったが、こちらの方が断然、感情表現や役柄のハマリ度が合っている。
本来なら、「ブラッド・ダイアモンド」の方がオスカーに輝いてもよかったと思うくらい、単なる娯楽を超えた良質の作品であり、見る前のイメージを完全に覆された一本である。
「ホテル・ルワンダ」とか「ラストキング・オブ・スコッランド」に代表される最近の映画のトレンドとも言える、アフリカの政治的な問題にメスを入れた作品で、「アフリカの内戦は政治的なイデオロギーの対立で起きているものではない。象牙や石油、そしてダイアモンドのような天然資源の利権の争奪による戦いなのである」ということを痛切に描いている。
ダイアモンドの利権争いに息子を奪われたアフリカ人と、ダイヤの密売人、不正を暴くジャーナリストが双方を利用しながらそれぞれの目的を達成しようとするが、ラストは息子の救出作戦メインに一気に突き進んでいき、クライマックスへと向かっていく。
社会派のズウィック監督ならではの力量が発揮されるのは、息子救出以降の後日談を描いているあたりだろうか。
私は、今までレオが実は好きではなかった。でもこの作品のレオはいい。認める。

ジェニファー・コネリーも良かったです。大器晩成女優ですね。「フェノミナ」が懐かしい。
ディカプリオ、渋くていい。「ディパーテッド」も悪くは無かったが、こちらの方が断然、感情表現や役柄のハマリ度が合っている。
本来なら、「ブラッド・ダイアモンド」の方がオスカーに輝いてもよかったと思うくらい、単なる娯楽を超えた良質の作品であり、見る前のイメージを完全に覆された一本である。
「ホテル・ルワンダ」とか「ラストキング・オブ・スコッランド」に代表される最近の映画のトレンドとも言える、アフリカの政治的な問題にメスを入れた作品で、「アフリカの内戦は政治的なイデオロギーの対立で起きているものではない。象牙や石油、そしてダイアモンドのような天然資源の利権の争奪による戦いなのである」ということを痛切に描いている。
ダイアモンドの利権争いに息子を奪われたアフリカ人と、ダイヤの密売人、不正を暴くジャーナリストが双方を利用しながらそれぞれの目的を達成しようとするが、ラストは息子の救出作戦メインに一気に突き進んでいき、クライマックスへと向かっていく。
社会派のズウィック監督ならではの力量が発揮されるのは、息子救出以降の後日談を描いているあたりだろうか。
私は、今までレオが実は好きではなかった。でもこの作品のレオはいい。認める。

ジェニファー・コネリーも良かったです。大器晩成女優ですね。「フェノミナ」が懐かしい。
コメント