本日の見出しチェックは、日経エンタテインメントの最新号。
この雑誌については、今では市販のエンタメ情報誌であるが、古くは定期購読しかやっていなかったとても硬派な、ギョーカイのインサイダー誌であったのだ。
某レコード会社の派手なリストラの内幕とか、某ビデオ会社の社長の専横で優秀な社員が続々解雇された事件など、内幕に迫ったスキャンダルな記事も多く、これなくしてはホントに必要な情報を得られなかったものである。
もちろん映画や音楽業界に勤めている人にとっては必要な、売れ行きのランキングや各種トレンドなどもきっちり網羅されていて、かなり重宝していたのだが、一般向けにかなりソフトに転化してからも、まずまず長続きしているで何よりだ。
そして今月号。

日経エンタ5月号


「芸能プロ最新勢力図 芸能界を制するのは誰だ?」



私にとっては自分の青春時代に縁深い事務所が上位に入っていた。それは研音。
中森明菜が所属していた事務所で、高校生のときに私はファンクラブに入っていたので、この事務所の名前を知っていたのである。当時は、明菜がレコ大の新人賞にもノミネートされないとかあって、「事務所のチカラが弱いから」とか噂になったのだが、今やトレンディ・ドラマのキャストの大半を占める巨大芸能プロに成長しているではないか!!!
もともとは、「研究出版」という競艇のタブロイド誌の発行会社からスタートしているということでブラックなイメージもあるわけですが、それにしても凄いですね。怖いですね。